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カルテにコピペ

【主訴】
【現病歴】
【内服】
【生活歴】ADL:、飲酒/日、喫煙本/日
【アレルギー】
【家族歴】


※圧迫骨折
受傷機転
身体所見:
下肢運動:、しびれ:、知覚低下:
疼痛
自発痛:
棘突起圧痛、腰椎後方筋群(PVM)圧痛、
脊柱叩打痛
Xp:腰椎正・側2方向
(MRI)


※大腿骨頸部骨折
受傷機転
身体所見
右・左スカルパ三角圧痛
自動運動の可否
足背動脈、後脛骨動脈
知覚低下
Xp:両股関節正面、患側軸位。入院なら胸写もついでにとる。
※受傷機転によっては(しりもちなど)腰椎の正・側も撮影。疼痛の場所に応じて追加(脛骨、大腿骨、下腿全長など)

※足関節果部骨折
【現病歴】
病歴、受傷機転
歩容形態。自立、装具も
【既往歴】:特に足
【運動歴】:
【内服薬】
【身体所見】
GCS:E4V5M6, JCS:0orⅠ-1
Vital:stable
腫脹:
自発痛:
圧痛:
知覚低下:
動脈触知:足背動脈(+)/(+)、後脛骨動脈(+)/(+)
CRT<2sec
運動:底背屈
水疱形成(-)、膝、股関節の疼痛も確認。
(捻挫疑いならThompson把握テストも)
検査
Xp:正側2方向(足関節捻挫ならストレス撮影も)
骨折は外果、内果、後果、腓骨、
CT:
Step off:骨折で平坦な関節面が段差ができて、その段差の長さ。2mm以内なら整復はそこまでしなくてもよい。


※橈骨遠位端骨折
受傷機転
視診:Colles骨折(手と指でコ)手が上。Smith骨折(手と腕肘でS)手が下。肉眼的変形。
見た目で分からない軽度のものは圧痛確認。画像
圧痛部位、知覚、血流評価
Xp:患側は正・側・両斜位の4,健側は正側2方向。
整復:麻酔大事。骨折部局所麻酔、腋窩神経ブロック、(静脈麻酔)。麻酔は整復前には必ずする。
Colles骨折:肘屈曲、前腕回内。両手で手を持って、両母指を骨片の背側に。手関節部を遠位方向に引きながら手関節を掌屈尺屈させて、同時に両母指で骨片を押し込んで整復。
その後固定。肢位は肘屈曲、前腕中間、手関節中間~軽度背屈位。上腕~手で2週間ギプス固定:腫脹あるなら(だいたいありそう)、シーネ固定。⇒プレート固定⇒再度シーネ⇒抜糸(10~14日)⇒リストサポーター装着
※2週以上経過したら皮膚の線維化起こって、抜糸の痕が穴になる。

 

 

 

 

 

※腰痛
病歴
期間:急性(~4週間)、亜急性(~12週)、慢性(12週~)
問診
Red flag
発症年齢が20才以下か55歳以上
体重減少
時間や活動性に関係ない腰痛
広範囲に及ぶ神経症状、膀胱直腸障害
胸部痛
脊椎変形
癌・ステロイドHIV感染の既往
発熱
栄養不良

その他
間欠跛行:歩行可能時間、
増悪寛解因子
前屈みになると歩ける、立っているときつい、自転車は楽にこげる<神経性>
立ち止まると楽になる、自転車もつらい<血管性>

身体所見
自発痛:棘突起、腰椎後方筋群(PVM)、
圧痛:棘突起、腰椎後方筋群(PVM)
下肢運動:
MMT
しびれ:
知覚低下:
反射:PTR(膝蓋腱反射)、ATR(アキレス腱反射)
SLRT
FNST

検査
血液検査
Hb, Ca, 腎機能←胸部・四肢痛あり→多発性骨髄腫疑い
炎症反応、(腫瘍マーカー)←棘突起叩打でびくっとなる、体動で変化しない持続的な疼痛→腫瘍、炎症→腰椎MRI
前立腺癌→PSA
肺がん→CEA, SCC, CA19-9, NSE, CYFRA, ProGRP
乳癌→CEA, CA12-5

腰椎Xp:正側2方向、圧迫骨折疑うなら座位追加、ヘルニア疑うなら前後屈追加

造影CT←背部の移動痛、腹痛、冷や汗をかくような強い痛み(大動脈解離)

治療
カロナール(高齢者、腎機能低下で)
NSAIDs(ロキソニンムコスタ(レバミピド))
運動療法:ぎっくり腰運動や、起き上がり方の説明
ブロック…(硬膜外ブロック、神経根ブロック、仙骨硬膜外ブロック、トリガーブロック)

年齢
・20~40代→腰椎椎間板ヘルニア。腰痛・下肢痛(坐骨神経痛)。SLR/FNSTテスト。咳やくしゃみで響くような症状のDejerine sign。検査はMRIが最も有効。次いでCT。
治療は基本保存治療<NSAIDs、トラムセット、リリカなど>。膀胱直腸障害→手術。
「症状の進行で筋力低下や尿・便が出づらくなったりするので要チェック。その時手術」
 鑑別に仙腸関節障害もある→仙腸関節に一致した圧痛。保存治療。

・30~50代→頸椎椎間板ヘルニア。頸部から背部・上肢に放散痛(神経根症状)。四肢の痙性麻痺(脊髄症状)。神経根障害例にJacksonテスト、Spurlingテスト。

・中高年→腰部脊柱管狭窄症。馬尾性間欠性跛行(前かがみで軽快)。進行例では膀胱直腸障害あり。ASOとの鑑別が重要。

・中高年→頸椎性脊髄症(頚髄症)。徐々に進行する四肢の痙性麻痺。初期は四肢のしびれ感、巧緻運動障害(はし)、痙性歩行(階段歩行困難)

・中高年(女性)→腰椎変性すべり症。腰部脊柱管狭窄症の原因になる。分離すべり症もあるけど、こっちは分離症の症状(神経根症状の下肢痛), Xp側面像でのすべり。

・閉経後女性→骨粗鬆性椎体骨折。胸腰椎移行部に多い。どこでも骨折起こしうる。