2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

診療:足

診療:足 ○膝<年齢と発症様式(特に外傷)。左右の比較>視診:歩容→疼痛回避歩行や横ぶれ(thrust)、内側(medial)か外側(lateral)か 問診:外傷歴あれば、受傷機序、受傷肢位、疼痛が出現する動作。間に:立位正面で膝の内外反の有無、程度。斜視膝蓋骨(squ…

創傷処置

創傷処置創=開放創。創傷処置は縫合。創傷処理は洗浄・消毒⓪横になってもらって詳しく診察・処置:迷走神経反射などで倒れたらいかんので・受傷機転:典型例などからの創の推測。処置を行いながら。創の周囲も調べる。・いつ(6,8時間以内か)、どこで(室内or…

整形で使う薬

整形で使う薬 ☆内服薬リモデリングを促進 rhPTH:テリパラチド(=フォルテオ、1日1回皮下注、24カ月まで)、 リモデリングを調整 SERM:選択的エストロゲン受容体調整薬。エビスタ(ラロキシフェン)、ビビアント(バゼトキシフェン) vitD:エディロール、アルフ…

診療:足

診療:足 ○膝<年齢と発症様式(特に外傷)。左右の比較>視診:歩容→疼痛回避歩行や横ぶれ(thrust)、内側(medial)か外側(lateral)か 問診:外傷歴あれば、受傷機序、受傷肢位、疼痛が出現する動作。間に:立位正面で膝の内外反の有無、程度。斜視膝蓋骨(squ…

診療:上肢

診療:上肢 ・肩関節:神経の所見も大事。健側と比較すること問診:年齢・発症様式はやっぱり大事。視診:腫脹・発赤の炎症所見。筋委縮(僧帽筋、三角筋、棘下筋) 触診:圧痛部位(順番はルーチンで覚える)。胸鎖関節→鎖骨→肩鎖関節→肩峰→上腕骨大結節→結節間…

診療:腰背部

診療:腰背部 腰痛;大事なのは3種類のトリアージ発症年齢が20才以下か55歳以上。体重減少。時間や活動性に関係ない腰痛。広範囲に及ぶ神経症状。胸部痛。脊椎変形。癌・ステロイド・HIV感染の既往。発熱。栄養不良。⇒Red flag 画像、血液検査で精査<腫瘍、…

診療:下肢

診療:下肢 ・下腿・足関節・足部 視診:歩行の動き、リズム、足の向き凸足<Peek-A-Boo sign:後足部を正面から見たときに足関節内側に踵部脂肪組織、fat pad が見える>偏平足<too-many-toes sign:後足部を後ろから見たときに足趾が2本以上見える。>+…

骨折の診察

骨折の診察:診察は愛護的に、最小回数で戸惑うところ:↑の最小回数ってのが大事。具体的には、骨折部を動かすべきか否か。整形の本では愛護的に動かして轢音、疼痛を確認するとあるけど、救急の本では基本動かさずに神経・循環確認してすぐXp。ここでのや…

外傷:上肢

外傷:上肢 ※橈骨遠位端骨折受傷機転視診:Colles骨折(手と指でコ)手が上。Smith骨折(手と腕肘でS)手が下。肉眼的変形。見た目で分からない軽度のものは圧痛確認。画像圧痛部位:橈骨茎状突起、リスター結節、尺骨茎状突起(尺側の確認も)知覚:正中神経(骨…

骨の基本

骨の基本※ウォルフの法則:骨組織には負荷がかかる部分に骨が形成され、負荷のかからない部分の骨は吸収される性質がある。・血管:栄養血管→骨皮質→フォルクマン管→ハバース管→骨単位(オステオン)へ・骨端軟骨:成長。・関節軟骨:硝子軟骨。圧迫で変形する…

外傷:頸部

外傷:頸部<ザックリ、筋肉か骨か神経か> ①外傷性頸部症候群(むちうち損傷、頸椎捻挫などの総称。色々な概念の総称)機転:交通事故での首への加減速視診:歩行障害(まず歩けるか、平地と階段歩行)問診:動かせるか、可動域制限、動作時痛は?頭痛、めまい…

外傷:腰背部

外傷:腰背部 ※圧迫骨折:胸腰椎受傷機転身体所見下肢運動:、しびれ:、知覚低下:疼痛自発痛:棘突起圧痛、腰椎後方筋群(PVM)圧痛、脊柱叩打痛Xp(MRI)治療:保存か手術か。神経症状がなく、安定型の骨折なら保存<AO分類でtypeA=圧迫損傷、Denis分類で前方…

外傷:股関節部

外傷:股関節部<この辺は1つの骨折に2つ目、3つ目が隠れているから、診察は広く行う>・骨盤骨折、股関節脱臼、大腿骨近位部骨折(頸部骨折、転子部骨折)、大腿骨骨幹部骨折どれも、まずはバイタルの確認。AMPLE(アレルギー、内服薬、既往歴、最終食事、受…

外傷:下肢

外傷:下肢 膝周囲の外傷・骨折→大腿骨遠位部骨折、膝蓋骨骨折、脛骨高原骨折外傷で膝のXpを撮影するかの基準オタワknee rule① 55歳以上② 腓骨頭の圧痛③ 膝蓋骨単独の圧痛④ 90°屈曲できない⑤ 荷重できない 膝周囲の受傷・骨折部位の特定触診:大腿骨内顆、大…

カルテに

カルテにコピペ 【主訴】【現病歴】【内服】【生活歴】ADL:、飲酒/日、喫煙本/日【アレルギー】【家族歴】 ※圧迫骨折受傷機転身体所見:下肢運動:、しびれ:、知覚低下:疼痛自発痛:棘突起圧痛、腰椎後方筋群(PVM)圧痛、脊柱叩打痛Xp:腰椎正・側2方向(MR…

AO法

AO法:固定大事、でも血流、軟部組織などの生物学的特性はもっと大事。骨は生き物。・安定・プレート・骨折の分類:3x3で分類、ABCは基本一緒だけど、上腕・大腿骨近位・果部は例外①どの骨②骨折の部位(骨幹部、骨端部など)③型:長管骨:1.近位部、2.骨幹部、…